上顎骨切り術
(ルフォーⅠ型)
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上顎骨切り術(ルフォーⅠ型)
上顎骨切り術(ルフォーⅠ型)は、上顎の骨を切り上顎全体を理想的な位置に動かす手術です。
目元から口元までの長さが気になる場合や、上顎に劣成長が認められる場合に適応となります。
上顎だけを移動すると術後の噛み合わせに不具合が生じるため、
上顎骨切り術(ルフォーⅠ型)が単独で適応される症例はかなり少なく、下記の手術と同時に行われます。
お悩み別の症状
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上顎前突症
- 口ゴボを治したい方
- 出っ歯を治したい方
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ガミースマイル
- 笑った時の口元が
気になる方
- 笑った時の口元が
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下顎前突症
- 口元を引っ込めたい方
- 受け口を治したい方
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開咬症
- 上品な口元にしたい方
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顔面非対称
- 左右の傾きを改善したい方
メリットデメリット
- ◎メリット
- ・あらゆる方向に3次元的に骨の移動ができるため変化の効果が大きい。
- ・ほぼすべての変形や要望に対応することができる。
- ◎デメリット
- ・両顎手術の中で最も負担が大きい。
- ・移動方向とその量によっては鼻の変形や呼吸苦がでることがある。
手術の流れ
-
STEP 01
カウンセリング
容貌に関するお悩みやご希望、治療に関するご質問など、まずはお気軽にご相談ください。多くの治療例を参考にしていただきながら、一般的な矯正治療の必要性、適切な治療時期・方法・費用について、ご説明をさせていただきます。
STEP 02
提携先の矯正歯科医と相談
レントゲン写真や歯科用CTなどの検査データを見ながら、治療ができるかどうかを含めて治療の方針を決めていきます。骨の移動量には限界には個人差があるため、患者様の要望と機能面に配慮し移動する量を決めます。患者様の状態によってはサージェリーファーストでの治療を受けられない場合もあります。治療が可能な場合は、精密検査の結果を受けて、さらに具体的な治療計画を矯正歯科医と共に計画していきます。仕上がりの希望と可能な骨の移動量を照らし合わせた上で計画や方針を決定し、それに合わせて骨格のデザインをします。
STEP 03
精密検査
専門的な見地からの治療計画とリスクの説明をお聞きになり、治療を受けて頂くことが決まりましたら精密検査となります。胸部X線検査、心電図、各種血液検査や、今後の追加の検査等について説明させていただきます。親知らずの抜歯が必要な場合は、術前の抜歯をお願いすることがあります。抜歯が困難な場合には術中に行うこともありますが感染のリスクが高まります。
STEP 04
手術に向けて準備(約1ヵ月前)
基本的に術前矯正は行いません。術中に咬み合わせを決めるための「バイトスプリント」と呼ばれる歯型を矯正医に作成していただきます。また、歯茎にスクリュを打ったり手術に向けての準備をします。歯並びがあまりに悪い場合は、手術までの間に矯正を行うことがあります。術後にどのようなタイプの矯正を行うかは、矯正歯科医とご相談ください。
STEP 05
入院・手術(1~7日間)
※単独手術の場合は日帰り手術前日に入院をしていただきます。手術当日の朝はお食事を取れませんが、必ず歯磨きをして口の中をなるべく清潔な状態にしておきます。全身麻酔をかけた後は眠った状態になるので手術に伴う痛みは感じず、目覚める時に手術は終わっています。手術後は患者様のご不安もあるとおもいますので疼痛管理や呼吸状態の管理のため数日間の入院をおすすめしております。
STEP 06
術後矯正開始(術後1ヶ月後)
手術1ヶ月後の検診で医師の判断の元、歯科矯正を開始します。患者様が選んだ矯正歯科医に毎月通っていただきます。
手術情報
所要時間 3~4時間 治療期間 前日入院を含め約1ヶ月
※単独手術の場合は日帰りです料金(標準的な費用) ¥1,250,000
骨切り固定材料費用・麻酔費用・入院費用は別途リスク・副作用 術後に腫れ、内出血、痛み、痺れが生じることがあります ダウンタイム 腫れと内出血がひくまで約1ヶ月程度(個人差あり) 特記事項 骨移動量の限界は個人差があるため、患者様の要望と機能面に配慮し移動する量を決めます。 よくある質問
- 入院期間はどれくらい必要ですか。
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患者様のご希望や術後の経過によって変動がありますが、前手術日を含めて1日~7日間です。
※単独手術の場合は日帰りです。 - 手術の後、顎間固定をしますか?
- 手術後、上下の歯をワイヤー(針金)で固定する顎間固定はいたしませんが、筋肉の状況により噛み合わせを固定するためゴムで顎間固定することはあります。
- 手術後の通院は何回必要ですか。
- 手術後は検診のため、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月目に来院していただきます。手術後に歯科矯正の治療をする場合、患者様が選んだ歯科医院には毎月通っていただきます。
- 手術後の食事はいつからできますか。
- 翌日から流動食やゼリーなど、食べやすい食事を徐々に開始していただくことは可能です。
- 手術後の洗顔や入浴・メイクはいつからできますか。
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入浴はシャワーであれば翌日から可能です。手術部位が濡れない範囲で、洗顔や洗髪も翌日からできます。
メイクも翌日からできますが、手術部位は避けるようにしてください。
リスク・副作用
- 知覚神経の麻痺・痺れ
- 手術で下顎の知覚神経の近くを触るため、一時的に下唇・はぐき・舌の感覚が麻痺することがあります。飲食で唇にものが触れる際、感覚がわかりにくいなどの症状で、ほぼ1年以内に治まりますが、まれに数年かかる場合や、麻痺が残ることもあります。
- 内出血・血腫
- 上顎骨切り術(ルフォー)は比較的、出血が多くなりやすい術式です。手術後は頬から首にかけて内出血が生じることがありますが1~2週間ほどで自然に消え、残ることはありません。また、傷の中で出血している血が溜まることがあり血腫(内出血)、口元やフェイスラインが紫色に膨れ上がることがあります。血腫が多い場合、放置すると化膿や、しこりができることもあるので、口腔内を切開して血腫を排出することもあります。
- 腫れ・痛み
- 顔の骨を大きく削るため、手術後の腫れや痛みが強く出る場合があります。強い腫れが1~2ヶ月程度続くこともあり、6ヶ月程かけて徐々に腫れが引いていきます。また、痛みは手術後3ヶ月程度、食事や会話の際に生じることもあります。
- 術後の感染
- どの手術でも感染のリスクがあり、厳重に管理を行ったとしても感染を起こす可能性はゼロではありません。術後に腫れや痛み、発熱などの症状が長引く場合は、感染による炎症が疑われ治療が必要です。傷口に菌が繁殖して化膿することを防ぐため、手術前に歯周病の予防・治療をします。
- 気道閉塞による窒息
- 手術後に気道周囲の腫れが強く出るため、気道が閉塞して呼吸ができなくなってしまうことがあります。
- 皮膚のたるみ・左右差
- 骨の移動量や個人差はありますが、骨を切ることで骨格周りの皮膚や皮下脂肪が余り、顔のたるみや二重アゴが引き起こされることがあります。また、顔の骨格周りの肉付きには元々の左右差があるため、骨切り手術が左右対称に処置できても、仕上がりに左右差が生じることがあります。
- 口唇の傷
- 口の中を切開をするため、顔の表面に傷が残ることほとんどはありません。しかし手術中に口を大きく開ける器具を使用するため、口唇に擦り傷や内出血が起こることがあります。3週間ほど経過すると自然に治まりますが、必要に応じて治りを早くする外用薬を処方する場合もあります。
- 鼻の形の変形
- 手術中に鼻の土台となっている上顎骨を移動させるため、対策をしながら手術をしても鼻翼が広がる、鼻尖が低くなる、鼻尖が丸くなる、正面から見て鼻の穴が目立つ、鼻が曲がるなど、鼻の変形を生じる場合があります。
- 仕上がりの個人差
- 機能面にも配慮し移動する量を決めるため骨の移動量の限界には個人差があります。患者様の要望を最大限に配慮した上で、骨を短縮した場合でも皮膚や肉付きによって変化を感じられず、理想の仕上がりと異なる場合もあります。
THE PLUS PLASTIC SURGERY
両顎骨切り手術専門ユニット
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医チーム紹介したのは、ザ・プラス美容外科代官山院の形成術の一部です。
さまざまな技術を組み合わせ、患者様のニーズにお応えし、
よりよい安全性と満足な結果を得るために、最善を尽くします。※当院の施術は、自由診療(一部 保険適用あり)となります。
※お問い合せ先:ザ・プラス美容外科 03-6455-1191
(お問い合わせはLINEにて承っております)美容整形症例モニター募集
ザプラス美容外科では、両顎手術・輪郭手術のモニターを募集しております。
〇対象となる方
- 院内外の資料、WEBサイト・印刷物・メディアなどへの掲載が可能な方。
- 施術のスケジュールに合わせて経過観察の通院が可能な方。
〇詳細
- モニター適用には審査がございます。
- CT撮影は無料です。
詳細は、公式LINEよりお問い合わせください。