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ザプラスコラム

お顔の印象を変えたい方必見!輪郭手術と両顎手術の違い

2023.09.28

自分のお顔の悩みは両顎手術と輪郭手術どちらが適用になるかと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そこで日頃から輪郭手術、両顎手術どちらも執刀している坂本先生に、似ているようで全く違う両顎手術と輪郭形成術の違いを解説していただきました。

両顎手術と輪郭手術の違い

両顎手術と輪郭手術の大きな違いは歯の噛み合わせに影響するか、しないかという点です。

両顎手術とは、上顎と下顎の骨を切って理想の位置に顎を動かすことで、お顔の土台から整える手術です。顎の骨を上げたり下げたり、左右だけでなく、回転をかけて移動するため、お顔の印象だけでなく歯並びにも大きく影響する治療です。そのため両顎手術は歯列矯正手術も必要になるので、「顎矯正手術」とも言われれています。

一方、輪郭形成手術では、エラ・頬・オトガイと呼ばれる顎先や、おでこ(前頭)の骨を削ったり、切って移動する手術です。エラ・頬・オトガイ(顎先)を同時に切る手術を輪郭3点形成といいます。また、よく言われるVライン形成とは、シャープで小顔に見せるためにエラとオトガイ形成を同時に切る手術です。単独で手術をする場合もあります。
このようにフェイスラインを整える手術のため歯並びには影響しない治療です。

歯の噛み合わせに影響する両顎手術の方が、かなり大きい手術になるため、一般的に輪郭手術は日帰りできる手術ですが、両顎手術は安全のため入院が必要になる手術です。

両顎手術の適応のお悩み

まず両顎手術の適応になることの多いお悩みを紹介します。

①顎先を中心としたお顔の正中線が左右どちらかにズレている・歪みがある
②鼻先より顎が前に出ていて顎がしゃくれている・受け口になっている
③顎が小さく後退していたり・前歯が突出していたり、口元が突出している
④中顔面が長くのっぺりした印象や、笑った時に歯茎が見えるガミースマイルが気になる

上記のお顔の変形はいわゆる「顎変形症」と診断されることもあり、両顎手術の適応になる場合が多いです。

輪郭手術が適応になるお悩み

輪郭手術が適応になることの多いお悩みを紹介します。

⑤顎変形症ではないが顎先を中心としたお顔の正中線が左右どちらかに少しズレていたり歪んでいる
⑥顔の横幅が広い
⑦頬骨が出っ張っている
⑧エラが角ばっていて四角いお顔が気になる
上記のように、フェイスラインのお悩みは輪郭手術をおすすめしています。

このようにお顔のお悩みや、どんなお顔になりたいかによって手術の方法は大きく変わります。
場合によっては、当てはまるお顔のお悩みや状態が複数発症していることもあるため、正確に診断してもらうためにCT検査をした上で、両顎手術も輪郭手術も経験のある医師にしっかりカウンセリングしてもらうことが重要です。

矯正のタイミングについて

よく相談をうけることで注意が必要なのが、歯列矯正のタイミングです。
特に!矯正中で両顎手術をすることはできますか?という質問を、矯正治療でお顔のお悩みが解決しなかった場合多くいただきます。

輪郭手術は歯並びに影響しない手術のため、患者様のご都合に合わせて矯正をしていただいても問題はないですが、両顎手術は歯並びに大きく影響するため、再度手術後に矯正をしてもらうことも少なくありません。

このように治療期間も、治療費も倍かかってしまうパターンもあるので、お顔のお悩みや変形を改善したいと考えている方は、矯正を開始する前に、まずは自分のお悩みがどの手術で改善できるのか、しっかり把握することが重要です。

最後に

両顎手術と輪郭形成術は、どちらもお顔の印象を変える美容手術ですが、噛み合わせという機能面を考慮するかしないかに違いがあります。
お顔の状態や理想の顔貌によって手術の適応の有無があるので、当院の両顎・輪郭形成術の専門家にご相談ください。

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